〈新潟〉新潟県と米国ハワイ州との少年野球交流のため、中学生の硬式少年野球リーグ、リトルシニアの新潟ブロック選抜チームが8月中旬から「県代表」としてハワイ遠征する。
選手17人と引率者ら15人の遠征団を組んで、18日に新潟空港を出発。20、21日にオアフ島のハンズ・ロレンジ球場で4試合を行う。
今回の少年野球交流は昨年6月、ハワイの新潟県人会創立100周年式典に出席した泉田裕彦知事が、ハワイ州議員、野球関係者らと合意して決まった。ハワイ側が13歳以上の少年硬式野球チームの派遣を求めてきたことから、県はリトルシニア、ボーイズ、ポニー、ヤングリーグなどに遠征の意向を打診。他リーグが不参加の意向を示したため、県の要請を受けてリトルシニアが単独で選抜チームを編成、遠征することになった。
遠征費用は1人当たり16万円程度だが、全額が選手の父母らの負担になっている。県は県職員2人を同行させるが、団長として選手らを引率する渡辺惇夫県会議員は「県の要請に応じて遠征する以上、父母の負担軽減につながる県の支援を求めたい」としている。